今回は日帰りで愛知県へ行ってきた。
愛知県は関西圏からだと新幹線で約1時間。意外と愛知県は近い。
犬山城

まずは名駅から犬山線に約30分乗車。犬山へやってきた。犬山城下は戦災を免れた事で城下情緒が色濃く残っており、昭和にも商業地として繁栄し続けた事から、江戸城下でありながら昭和の面影も残っているのが特徴的である。その事から「昭和横丁」とも呼ばれている。

犬山城は日本最古の天守かつ国宝である事から、日本のお城の中でも特に人気が高い。繁忙期には数時間待ち時間が発生する事も…。

犬山城の天守からは木曽川などの景色が一望できてとても美しい。
また犬山城は幾度も合戦の舞台になった場所だ。中でも有名のが、「小牧長久手の戦い」。犬山城主の池田恒興が秀吉方に寝返った事で、尾張国への侵攻を許す事になった。
明治村

続いては犬山駅からバスに約30分乗車して「明治村」へ。1965年に開園され、60以上の歴史的建造物が全国各地から移築・復元された施設。明治村はとにかく敷地が広大で、じっくり回ろうとしたら1日あっても足りないぐらいだと思う。
訪れた場所を全て紹介するとキリがないので、印象に残ったものを幾つか紹介。まずは津市市役所。この西洋式に和を問い入れたデザインがとても良い。

東山梨郡役所。2階からは明治村の街並みを一望できる。本当に明治時代にタイムスリップした気分になる。

宇治山田郵便局舎は、1909年に伊勢神宮の外宮前に建築された郵便局。遠方から訪れた参拝客が大切な人達へ旅の思い出を送ったのだそう。情報伝達技術の発達は、遠く離れた人々の交流がより身近になった事を想像させる。
明治村の建物の中でも、一際印象的だった施設。

明治村はただ建築物だけでなく、レトロバスやSLや京都市電も走行しているなど、移動手段も当時のものを再現している。時々、森の奥から聞こえている蒸気機関車の汽笛は、まるで文明開化の音にも感じてくる。

聖ザビエル天主堂は1890年、京都の河原町三条に建てられた教会。長崎以外でもキリスト教が広まった事に明治時代らしさを感じさせる。
ステンドグラスから射す光がとても美しかった。

なんか人郷離れた場所にそびえ立つ教会って、こんな雰囲気なんだろうなって思う。湖と山々に囲まれたヨーロッパの風景を想像する。

明治時代の法廷。現代とは違って、弁護士の立場は検察より下だったらしい。
大逆転裁判と同じ時代背景なので、思わず「異議あり!」って叫んでしまいそうに。

帝国ホテル中央玄関は帝国ホテルの一部を移築したもの。
メインロビーには数々の彫刻と装飾が施されており、異国のお偉い様を迎え入れるのに相応しい建築様式となっている。

川崎銀行本店。最初はそういう建築様式なの!?って思っていたが、どうやら左端のみを移築したものらしい。
銀行も日本経済の発展に大きく貢献した明治時代の象徴とも言える。

日本の灯台も明治時代がルーツ。
こうして明治村を巡って感じたのは、明治時代がルーツの産業が思ってた以上に多いって事。如何に明治維新が今の日本の基盤を築いたのかを感じれたと思う。
小牧長久手の戦いの舞台「小牧山城」

犬山駅から普通電車に乗って約15分で小牧駅に到着。
ここから更に2km弱歩いて、小牧山城へと向かう。


小牧城は1563年に織田信長によって築城されたお城。一度は廃城となったが、小牧長久手の戦いでは家康が小牧山を本陣として秀吉と対峙した。その際に石垣が整備された。そんな訳で、小牧城は土塁から石垣への変遷を感じてるお城でもある。

天守からは、濃尾平野が一望できた。遠くには名古屋市街も見える。
如何にこの小牧山が地理的に重要な場所だったかを感じれる。
余談 名古屋と言う街

今回は犬山観光がメインだったが、少しだけ名古屋も散策した。
栄は愛知最大の繁華街で、中でも中部電力タワーとオアシス21は名古屋を代表するランドマークになっている。この日はコスプレイヤーが多く集っていた。

帰りの新幹線まで少し時間があったので、名古屋の風景を眺めながら夜風を感じていた。
名古屋は日本第3の都市であり、確かに高層ビル群も多く都会ではあるのだが、どことなく田舎臭さも片隅に残っている街である。名古屋郊外に出ると、歩行者より車の方が多くなるし、田園風景も身近な存在だ。だが、名古屋は家賃が比較的安く土地にも余裕がある。都会であり、田舎の空気も残っているのが名古屋の強みではないだろうか?
