今年のGWはどこに行こうかと色々悩んだ末、関東に行く事にした。とは言え混雑は避けたいので、1泊2日で中日に決行する事にした。

日にちを避けたおかげか、東京行きの新幹線は思ったより空いていた。隣は誰も座ってないし、かなり快適。とは言え席は海側だったので、富士山を眺める時はわざわざ離席して通路デッキから撮影。この一瞬しか見れない富士山に味がある。
東京駅に到着。しかし、目的地はまだ先。ここから宇都宮行きの列車に乗って北関東へ。車窓からは高層ビルが延々と続く。流石東京だ。しかし当然ではあるが、在来線に乘っている人の多くは都民。一人だけ車窓から景色を見ているのは、何だか浮いていたかもしれない。埼玉に入って大宮駅を越えると景色はビル群から住宅街へと変わっていく。徐々に田舎の風景になっていく景色って、意外と関西だと味わえない風景である。(田園風景に入る前に峠越えに入ってしまう)

久喜駅に到着し、ここから東武線に乗り換えて館林駅へ。ここは「宇宙よりも遠い場所」の聖地。駅舎の風景がアニメ版そのままで感動する自分が居た。この小さな町から、南極へ行く壮大な物語が始まる訳だ。

つつじが岡公園までは歩いて移動。ただ長時間の移動で披露も溜まっていたので、道中で昼飯を食べる事にした。今回寄ったのは「うどん本丸」。館林のうどんはつるっとした食感で讃岐うどんとはまた違う美味しさを楽しめた。名物のナマズの天ぷらも、ボリューム感たっぷりで美味。

つつじが岡公園は名前の通り、「つつじ」が名所の公園…なのだが、既につつじはだいぶ枯れてしまっていた。ここは城沼と言う低湿地帯と言う事もあってか、関東平野らしい風景が広がっている場所でもある。群馬と言えば山岳地帯のイメージが強いが、館林は栃木と埼玉に挟まれた立地に加えて見える景色も北関東より南関東らしい風景である。

ここを訪れたのも勿論、「宇宙より遠い場所」の聖地巡礼。ここにあるベンチでキマリとしらせが南極へ行くために様々な掛け合いをしていたシーンが自然と思い浮かぶ。しかし、「よりもい」の真の聖地は南極。南極を宇宙よりも遠い場所って呼ぶのセンスありすぎる。

さてグンマーを離れて、次は栃木県の足利市へ。「足利」と言う地名の通り、足利将軍のルーツでもある場所である。渡良瀬川を渡って足利市街へ。川を挟んだ先に街があって、山がある構図は何だか岐阜市みたい。

足利氏館は12世紀末に建築されたと言われている足利氏の居城。水堀と土塁に囲まれた鎌倉時代の武士の居住地の面影を色濃く残している。
また鑁阿寺は国宝にも指定されている由緒あるお寺だ。真言宗大日派の本山として約800年に渡って、親しまれ続けている。

続いて、足利氏館のすぐ近くにある足利学校へ。ここは日本最古の学校として、平安末期~鎌倉初期に開校したとされている。
現在の建物は江戸時代のを復元したものになっており、茅葺き屋根の景観が印象的。
室町時代に上杉憲実によって再興された事で全盛期を迎えて、戦国期には足利学校で学んだ生徒が武将に仕えるなどをした。しかし、江戸時代以降は衰退の一途を辿り、明治時代には廃校となってしまった。

足利市内を観光した後は両毛線に乗って、岩舟駅へ。この駅は「秒速5センチメートル」で明里との再開を果たすシーンで登場した駅である。
訪れたのは暑さを薄っすらと感じさせる初夏の頃だったが、何故か雪が降る情景が脳裏に浮かんだ。駅の外の風景も1991年のあの頃と変わらないままだったが、無人駅となってしまったことに時代の流れを感じさせてしまう。

駅の向こうに見えるのは岩舟山。岩のゴツっとした山である。

再び両毛線に乗って、小山駅へ。ここは栃木県で2番目に人口の多い都市で、宇都宮、前橋、水戸と北関東県庁所在地を結ぶ交通の要衝でもある。
駅から少し離れた場所には、関ヶ原の戦いで東国武将が終結した小山評定の跡地がある。ここで真田昌幸が西軍に寝返った事は有名。

小山駅でホテルを抑えた後は宇都宮駅へ。
北関東最大都市であり、賑わいを感じさせる。
ここを訪れた目的は2023年に開通した宇都宮LRT。1駅だけ乗車したが、近未来的なデザインと揺れの少なさは近未来の乗り物と言うのに相応しかったと思う。

夕食は栃木名物の餃子と佐野ラーメン。餃子は野菜マシマシで佐野ラーメンはちぢれ麺が特徴的でどちらも美味しかった。

