徳島旅

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徳島県へのアクセス方法として、最もポピュラーなのが高速バスだ。明石海峡大橋,鳴門大橋を経由し、約2時間でアクセスする事ができる。

 

鳴門まではかなりスムーズに運行していたが、高速道路を降りた途端に大渋滞の巻き添いに。
確かに平日に観光すると空いてるメリットはあるが、通勤ラッシュに巻き込まれるリスクも考慮する必要はあるかもしれない。

 

徳島駅に到着した。県庁の名に恥じず、駅前はとても立派な景観が広がっている。しかし、それは駅前の話であり…。

 

そんな徳島駅はつい先日、自動改札機が設置されて、これで自動改札機不在の県は消滅した。だが、ICOCAは非搭載でまだ券売機で切符を買わないといけないのは少々不便…。

 

徳島駅から列車に約10分ほど揺られて、勝瑞に到着した。県庁駅から数駅離れただけでローカルな風景が広がるのは、地方都市ならではだと思う。

 

勝瑞駅から歩いて約10分。勝瑞城は三好長慶が阿波支配の拠点にした居城。
中世期のお城でありながら、平城かつ土塁が築かれていなかった事から、阿波国が大きな戦乱に巻き込まれなかった事が窺える。

館跡にて発掘された庭園跡。他にも焼き物が多数発掘されており、三好長慶時代における三好家の経済力が如何に優れていたか感じさせるものがあった。

 

続いては坂東駅にて下車。JR四国は駅舎や車両を含めて、国鉄時代を忍ばせる物が数多くあってレトロ好きの自分には堪らない。

 

まず最初に訪れたのは、霊山寺。ここは四国八十八カ所の一番目のお寺として知られている。お遍路さんはここから四国を一周する壮大な旅に出かけるのである。

 

霊山寺は意外にもコンパクトなお寺だが、多宝塔や綺麗に整備された庭園など、情緒を感じさせる場所だ。雨が降っていると、より幻想的な雰囲気が増す。

 

霊山寺から更に北に歩くと、立派な大鳥居が出迎えてきた。1kmに渡って大麻比古神社の参道が続いていて、参道をずっと歩いていると、神隠しにあったかのような気分になる。

 

大麻比古神社は阿波の一宮に当たる。境内にある大樹は樹齢1000年を超える天然記念物。阿波の移り変わりをずっと見守ってきたのだろう。

 

鳴門市ドイツ館は、第一次世界大戦で敗戦し、捕虜となったドイツ兵たちこの交流の記録などが展示された博物館。ドイツをイメージした外観や、ドイツに関するお土産が充実していたりと、ドイツ旅行気分も味わえるのが魅力的。

 

ドイツ館から少し歩いた場所に捕虜収容所跡がある。捕虜と言う立場ではあるが、比較的自由な行動を許容され、日本とドイツの交流の架け橋となった。中でもベートーヴェンの交響楽第九番が演奏され、日本におけるオーケストラ文化の起源となった事は有名である。

 

徳島駅に戻ってきた。昼食をどうしようか、色々と考えたけど徳島ラーメンにした。麺王は全国にチェーン店を構える、徳島ラーメンの最大手。今回はシンプルに単品で頂いた。

 

徳島城を散策しようとしたが、このタイミングで雨が強まり、地面がぐちょぐちょに。ちょっと本丸まで行くのは諦めよう。その後はバスの時間まで、図書館で郷土史を読みながら時間を潰していた。
最近は切り詰めずに、ただのんびり過ごす時間も大事にしている。