熊野三山を巡る

近畿

今回は和歌山県の熊野三山へ行ってきました。往路は十津川村を経由して、本宮を目指していきます。十津川村はコンビニがほとんどなく道の駅が数件あるだけなので、休憩のタイミングには要注意です。

和歌山県に入る前に一カ所寄りたい場所があるので、まずそちらに訪問します。

 

果無集落は熊野古道・小辺路の通り道にある集落です。

山脈に囲まれた場所にあるこの集落は、まるでおとぎ話の世界観のようで「天空の郷」とも呼ばれています。一本の桜の木にとても生命力を感じさせます。

 

熊野三山の一つ、「熊野本宮大社」に到着しました。158段の階段を昇って、本殿へと向かいますが、森林に囲まれた静寂な空気感は言葉にできない心地よさがあります。

 

熊野三山においてカラスは「八咫烏」と呼ばれており、死者の国へと導く神聖な存在として崇められています。八咫烏は三本足なのが特徴。

身近な存在としては、日本サッカー協会のロゴマークが有名かもしれません。

 

現在ある熊野本宮大社は再建されたもので、明治時代に水害で流されるまでは大斎原に本殿が存在していました。大斎原の大鳥居の大きさは何と高さ34m。世界最大の鳥居です。

本宮があった大斎原は三つの川の合流地点。熊野本宮大社が自然(特に川)と密接した関係性なのを感じる事ができますね。

 

次は新宮市街の一角にある「熊野速玉大社」を参拝します。

熊野川のすぐ向こうは三重県ですが、熊野市などは東紀州地方と呼ばれており、和歌山県,特に熊野地方とは結びつきの深い地域となっています。

 

熊野速玉大社は鮮やかな朱色の社殿がとても美しいです。元々は神倉山に熊野大権現様が祀らていましたが、この速玉へ移動した事が「新宮」の地名になったとされています。

 

その大権現様が降臨したとされる本宮(神倉神社)は速玉から南に約数km離れた場所にあります。

道のりはかなり急勾配になっていますので、用心して登りましょう。

 

登山口から約10分すれば、山頂に辿り着きました。ここからは新宮市街や熊野灘の美しい海が一望できて、とても良い眺めです。

御神体とされる岩などあって、熊野信仰のルーツを感じれるパワースポットでした。

 

新宮市街の観光を終える頃には夕暮れ時に。

那智へ行くにはちょっと遅すぎるので、1日目はここで終える事にします。

 

夕食はマグロを食べようとしたがどこも満席だったので、ラーメン屋へ来店。

チャーシュー丼とセットで味噌ラーメンを注文。ボリュームも満点かつチャーシューの脂身が絶妙で、美味しかったです。

 

2日目、早めに起床して熊野那智大社を目指す事にします。

大門坂は熊野古道の中でも屈指の現存度の高さを誇っている場所。ここから那智の滝まで目指すルートが那智観光の定番です。

 

夫婦杉を越えると、一気に平安時代にタイムスリップしたような雰囲気に。石畳と大樹のコントラストが美しく、異世界に迷い込んだような気持ちになります。

 

古道を越えて、熊野那智大社へ到着。

熊野詣の全盛期は平安末期。後白河法皇や平清盛などが幾度も京から遠く遥々、何度もこの地を訪れて大いに賑わいました。

 

熊野は神仏習合の地。

那智大社のすぐ隣には、青岸渡寺が隣接していいます。

 

三重の塔と那智の滝の組み合わせは熊野地方を代表する風景。

那智の滝のスケールはとにかく圧巻で、遠く離れた場所から見ても存在感を感じる事ができます。

 

那智の滝は落差133mで、日本一の高さを誇る滝です。

飛龍神社の御神体としても崇められていて、日本を代表する景勝地であると同時にパワースポットでもあります。

 

熊野三山を巡った後は寄り道しながら、大阪方面へ戻っていきます。

潮岬は本州最南端の地。見渡す限りの青い海が広がっていて、地球を感じさせる風景です。

 

昼食は潮岬の観光施設にある、近代マグロを食べる事にしました。

甘みを感じさせるマグロが特徴的で美味しかったけど、ちょっとボリューム不足かな?

 

海沿いを走りながら、御坊市までやってきました。

煙樹ケ浜はAIRの聖地。海を眺めていると、鳥の詩や青空が脳内再生されて名シーンが自然に思い浮かんできますね。

しかし和歌山県は本当に広かった…。