
2日目。実は小山駅でホテルは取ったけど、その後の予定は空白。そのまま東北に足伸ばしても良いような、でも神奈川にも行きたい…?。色々悩んだ末に、鎌倉へ行く事にした。大船駅まではグリーン席をセレクト。特急代1800円で快適な鉄道旅。

鎌倉駅から神奈川観光スタート。鎌倉は本格的な最初の武家政権であり、公家中心の京都とはまた一風異なる風土を感じさせる街である。
鶴岡八幡宮は1063年からの歴史を誇る神社であり、幕府の行事が行われるなど鎌倉幕府の拠点とも言える役割を果たしていた。鶴岡八幡宮の本殿から一直線に見える景色は鎌倉武士の生き様を現しているようでとても好きな風景の一つ。

今回はGW。江の島界隈は間違いなく混雑しているので、北鎌倉を中心に回る事に。まずは報国寺。駅からやや離れているので、歩いて行くと30分ちょいかかる。
報国寺は境内にある竹林の庭園が最大の見所。竹林から射す光と木漏れ日に照らされる緑が美しい。

杉本寺は鎌倉時代より更に前、奈良時代からあるお寺で。鎌倉最古のお寺。苔の階段が有名で、歴史の長さを物語ってくれる。

静かに佇むお地蔵さんに癒される。
鎌倉を歩いていて感じたのは、坂道の多さと道の狭さ。鎌倉はかなり実践的な都であり、お寺が多いのもそういった背景もあるのだろう。

円応寺は閻魔大王を中心とした「十王」をまつるお寺。十王それぞれの表情などに物語に込められてるんだなーってなる。説明文読んでると、ちょっと怖い。

建長寺は鎌倉五山を代表する寺院で日本初の禅寺でもあり、境内には堂々たる三門や仏殿が並び、厳かで圧倒的なスケール感が漂う。
庭園ではお茶を飲む事もできたので、少し寛ぐ事にした。

円覚寺。ゆっくり観光したかったが、思ったより予定がひっ迫していたので駆け足観光になってしまった。
鎌倉は京都とはまた違った雰囲気でわびさびを感じさせるが、関西民にとっては行くのにもちょっと一苦労である。

続いて横須賀駅へ。初夏並の暑さの中、鎌倉を長時間歩いていたので、思っていたより疲労がたまっていた。近くにも飲食店が見当たらなかったので、海を眺めながらのコンビニ飯。

横須賀駅を出ると、なんと「しらせ」が停泊していた。先日、群馬の館林によりもいの聖地巡礼をしてきたばっかりのこのタイミングで見れるとは…、あまりにもミラクルなイベント回。

ヴェルニー公園は米軍基地なども見渡せる海岸公園。ヴェルニーとはフランスの技術者で横須賀の近代施設の設置を指導するなど、日本の近代化に大きく貢献した人物の事らしい。
横須賀は全盛期には人口43万人の大都市だったが、現在では大きく人口減少し、36万人まで落ち込んでしまった。とは言え、大型モールは多くの家族連れや在日米国人などで賑わっている辺り、関東の都市としての威厳はまだまだ感じさせる。

横須賀駅から東に歩く事約30分、「記念艦三笠」へやってきた。三笠は日露戦争の日本海海戦で激戦を繰り広げた戦艦であり、当時の最先端技術が凝縮されている。

艦内はとにかく広大。日露戦争を戦った人々が艦内でどのような生活をしていたのか感じる事ができた。

横須賀を離れた後は横浜へ。
横浜観光をしようかちょっと悩んだが、時間的に諦めた。日本一人口の多い市の中心駅なだけあって、人混みが尋常じゃない。

最後は東京を観光。新橋駅で降りて、愛宕山神社までやってきた。
愛宕山は東京都の最高峰であり標高は25m。確かにこうやって真下から階段を見上げると、山に感じなくもない。

雨上がり後の夕焼けはいつもよりロマンチック。

東京タワーは1958年に建てられた333メートルのタワー。赤を基調としたデザインは戦後東京の発展を象徴する風景でもある。

そんな東京タワーの展望台からは東京の景色を一望できる…のだが、そんな東京タワーより遥かに高い高層ビルが何練も…。当時は東京の街並みを見下ろせていたのだろうが、こういった部分にも時代を感じてしまう。

最後は関東ローカルチェーンの日高屋で夕食を食べる。
このまぁまぁ美味しいのが、日高屋って感じがして好き。

東京駅の景色は旅行者にとっては始まりの風景でもあり、終わりの風景でもある。東京と言う非日常の終わりをここで細々と感じて、皆各々の故郷へと帰っていくのだろう。
